こんにちは。ヒルサイドテラスの鈴木です。

今日は雨ですね~私、今日の様な静かな雨が好きです。

そんな今日は、雨の日のお墓参りについてお話をさせて頂きます。

昔からある迷信や地域の風習はとても大切に守られてきているのは、日本の良い所です。その反面、年配の方や、物知りの方にとってはタブーなことも、自分は全く気にしないのにな・・・。ということがよくありますよね。私もあまり気にしないタイプですが、理由を知るとちゃんと意味があります。その中の一つ「雨の日のお墓参りはよくない」とされていることについてお話をさせていただきます。

まず、結論から言ってしまいますと(笑)現代においての「雨の日のお墓参り」は全く問題ありません。どの宗派においても、雨の日のお墓参りがよくないこと。と明記していたり、公言している所はないそうです。

雨の日のお墓参りがよくないとされていつことについては、諸説ありますが、その中の3つの説をご紹介します。

 

まず1つ目は「陰陽説」

日本に古くからある、宇宙に存在する全ての物を陰と陽の二つに分ける「陰陽」が元になっている「ハレ」や「ケガレ」という言い方が、「ハレ」にはプラスの要素があり、マイナスな要素がある陰を「ケガレ」としていたそうです。言い換えると、陽は晴れ。陰は汚れ(雨の日)として、縁起が悪い日とされる雨の日にはお墓参りに行かないという説。

 

2つ目は、「病が流行る説」

昔の日本は、ご遺体を「土葬」で埋葬するのが一般的でした。そのため、雨が続いている時にお墓参りに行くと、伝染病などが移る可能性があり、雨の日のお墓参りはよくないとされていたそうです。また、雨が地面の土に染み込むことで、死臭が漂うことも関係していたそうです。

 

3つ目は「雨で足元が悪い説」

昔のお墓は、現在のお寺様や霊園の様に、場内が整備されていることはほとんどなく、雨が降ることで地面がぬかるんで足が滑りやすく、転んでケガをしてしまうことが珍しくなかったようです。また、今ほど、お洋服や持ち物に防水性がなく、雨の日のお墓参りは、お洋服や持ち物がビショビショに濡れ、靴は土や泥で汚れてしまう事が普通だったそうです。その為、雨の日のお墓参りは避けられていたようです。

以前は、お墓参りは生活に密着した日常的なものでしたが、現在は、計画を立てて行く家族の行事の様になってきているのが現状です。言い換えると、お盆・お彼岸・ご命日・ご法要に合わせてお墓参りに行くことが多くなっているということ。その為お天気に恵まれず、雨の日にお墓参りにをすることもあります。

土葬から火葬に変わった現代では、お墓参りで流行り病をもらうことは、お参りに行く人たちが密にならないように・・・。マスクを着用するように・・・。と様変わりし、雨は関係ないですね。また、墓地や霊園の整備が進んできているので、上記の様な心配もありません。ともあれ、雨の日にお墓参りに行くべきではないという考えが根強く残っている地域や家庭もあります。その場合は、無理をしてお墓参りに行くことは避けた方がいいと思います。

最後に、雨の日のお墓参りのいいところも少し。

雨の日のお墓参りは、お天気のときよりもお掃除がしやすいです。水道のお水よりも、墓石がシミになりにくいので、雨の日には、スポンジとタオルだけを持って、細かいところをサッと拭くと、それだけできれいになるので、お掃除のチャンスの日でもあります。しかし、雨の日は、晴れの日に比べてとても滑りやすいので、よろけた拍子に墓石や花立て、香炉にぶつかってしまいますと、石が欠けてしまったり、なによりケガをしてしまうと大変ですので、いつも以上に注意をしてお参りをしてください。墓石や周りの草花は、雨に濡れることで、晴れている時よりも色濃く輝いて見えるのも、雨の日のお墓参りの良いところの一つです。晴れた日とはまた違った表情のお墓を見ることができます。

雨の日のおすすめお参りスタイルは、傘よりカッパ。履きなれた滑りにくい靴です

お墓は、ご先祖様と私たちを繋いでくれる場所です。「お参りをしたい」というそのお気持ちこそが、とても大切なことなので、地域やご家庭にもよりますが、雨の日のお墓参りも、ケガなどにじゅうぶん注意をしながら、ご家族やご友人と一緒に、ふとお一人で、お墓に眠るご家族に会いにいくのもいいですね。

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